原油の色は、黒から茶褐色がほとんどですが、採取した場所により異なります。
原油の色は、採取した場所で大きく違ってきます。黒から茶褐色のイメージがありますが、しかし、オレンジや透明なものさえあります。色だけでなく水っぽい物から半固形物くらいの粘性のある原油まであり、それらも採取した場所によって大きく違ってくるのです。
採掘した場所(産地)によって原油の色が違うことはお話しましたが、その違いは主に含まれる炭素の量で違いがでます。カーボンですね。原油というのは実は石炭と成分が同じといってもいいほど似通っていて酸素と水素の比率が違うことによって、石炭の固形になるか原油になるのかが決まってきます。色の違いは産地で違うわけですが、それは含まれる炭素の量とあと元素の比率などで決まってくるということです。
原油の歴史はとても古く、エジプトのミイラにアスファルトが腐らないために防腐剤として使われていたそうです。その当時は掘ったわけではなく、地表に染み出てきた原油やアスファルトを利用していたのではないかと言われています。石油が一般的に利用される前は、西洋では鯨の油(鯨油)をランプなどの明かりに使っていたようです。ペリー来航は、日本の鯨を捕獲できるようにして、鯨油を確保するために来たとも言われています。19世紀になり原油をランプに使うようになったといいます。
原油は地中から採掘されたままのものだと思われていますが、大枠そででいいのですが、しかし、採掘したあとに、ガスや水分その他の不純物などを取り除いたものが原油です。その組成は炭素が約80%そして水素が10%なのですが、そこが色にもつながるわけですが、採掘した場所によって、それらの比率も変わってくるということなのですが、いまだになぜ?比率が違うのかはわかっていないそうです。
原油の先物価格が昨今話題になっていますが、そのときに1バーレル(barrel)100ドルとか言いますね。では1バーレルとはどのくらいを言うのかって思ったことありませんか?バーレルとは樽という意味の言葉なのですが、昔樽に入れて運んだことからこの単位の名前がつきました。今では樽の変わりにドラム缶ですが。バーレルという単位は利用用途によって値が違うのですが、原油の場合は、158.987 294 928リットルとなります。ビール用のバーレルや野菜ようのバーレルなどもあるといいます。
原油の価格がよく話題になりますが、この価格にもいくつかの指標があります。一番よく使われるのはWTI原油先物の指標ではないでしょうか。WTIは西テキサス地方で産出される硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せる高品質な原油で先物がニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されるわけです。これがニューヨーク市場の原油価格なのですが、あとは欧州の北海ブレントと中東のドバイなどが有名ですね、そしてこのWTIと北海ブレンド、ドバイを3大原油指標といわれています。取引量や市場への参加者は圧倒的にWTIが多くそのために、通常の市場価格にはWTIが使われているそうです。
原油は個人でも取引ができるのです。ガソリンや灯油についで2001年9月10日に東京工業品取引所上場しています。なので取引は可能なようです。本などでも取引の本が出版されています。ただ投資に必要な金額が大きく個人でも金融資産が結構ある人でないと難しいようで、通常の一般投資家レベルでは原油を組み込んだ投資信託などがいいのではないかと個人的には考えています。